3月18日(金)
昨夜ワインを飲んだせいか寝坊。ほんとうは、午前中に、ロッテルダムの美術館か、デルフトの町を見るつもりだったのに、起きたら11時まえ。いそいでシャワーをあびて、アムステルダムへ向かう。 中央駅到着後、トラムで Cornelis Troostplein へ。徒歩2分で、ホテルオークラ。実は、知り合いがこのホテルで働いているので、今日と明日は、ここに泊まらざるをえない。まあ、格安なので、よしとしよう。館内の雰囲気は、虎ノ門や神戸に似ている。ひさしぶりに日系ホテルに泊まってほっとした。やはり日本人なんだなあと思う。 ソリストは、 Ch. Pregardien(evangelist) K. Jarnot(Christus) C. Sampson(sopraan) S. Connolly(alt) S. Davislim(tenor) Th. Bauer(bas) J. Draijer(bas) K. J. de Koning(bas) といった顔ぶれ(う~ん、知らないかも・・・)。 この日の演奏は、生で聴いた《マタイ》のなかで、もっとも感動したもののひとつだった。 なにより、コンセルトヘボウ管弦楽団のビロードの手ざわりを思わせる響きがすばらしい。厚みがあるかと思えば、すべてが透き通ったり。自由自在で、もう、見事としかいいようがない。ソリストも合唱も、まさにこの人、この合唱団でなければならないような必然性をもって迫ってきた。 当夜のヘレヴェッヘは、妙に美しすぎる演奏を目指していなかったのだろう、曲全体が生々しいドラマとして聴こえてきた。そのせいか、あの長い曲があっという間に終わってしまった。
by kalos1974
| 2005-03-18 06:25
| 旅行
|
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2008年 07月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 03月 2006年 12月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 03月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 フォロー中のブログ
お気に入り
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||