5月1日(日)
2日目のメインは、カイザーブルク Kaiserburg 。高台に建てられた、神聖ローマ帝国 das Heilige Roemische Reich Deutscher Nation 皇帝 Kaiser の城 Burg である。といっても、皇帝はつねにニュルンベルクにいたわけではなく、帝国内をあちこち移動していた。ドイツという国民国家の誕生が、19世紀後半までおくれた理由のひとつは、ロンドンやパリのような首都がなかったことかもしれない。 お昼からのガイドツアーに参加。小柄なおばあさんが、2時間ちかくかけて、懇切丁寧に、解説してくれた。やや芝居がかった口調で、飽きさせない。うまいものだ。 騎士の間、二重礼拝堂、皇帝の間、謁見の間・・・。最後に、井戸へ。お城は高台にあるから、深さは約50メートル。上から落とした小石が水面につくまで、数秒かかった。蝋燭を井戸のなかにおろして、なかを見せてくれたが、ちょっとゾッとするくらい深い。 それにしても、お城からの眺めはすばらしかった。デューラーの家が眼下にのぞめ(写真左端)、町が一望できる。なんだか、天下をとった気分(笑。
by kalos1974
| 2005-05-01 04:40
| 旅行
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