7月26日(火)
大学からのかえり、“Zauberflöte“に寄り道。このあいだ、クルト・モルがいると教えてくれたのに(というか、教えてくれたがために)、挨拶もしないで飛び出したお店。一応、お礼をいっておこうかと。 で、感謝の気もちをつたえて、でも、それだけで立ち去るのもなんなので、しばし、棚を物色。なにか1枚くらい買ってもいいかみたいな・・・。できれば安いもの。すると、こういうときにかぎって、フルトヴェングラーの演奏した、ザルツブルク音楽祭の実況録音集(ORFEO C409 048 L)というのが目にとまる。没後50周年記念の限定発売。このあいだ、“Taking Sides“という映画を観て、しかも感想まで書いたところ。「たまにはフルトヴェングラーの演奏を聴きたいなあ」とおもっていた。45ユーロは痛手だけど、こういう「限定版」は見つけたときに買っておかないと、ほしいときには見つからないよな、と自分を説得。購入。 そしたら、若主人、ザルツブルク音楽祭の話をはじめて、1964年の公演、《マクベス》のハイライト版をくれた。サヴァリッシュ指揮のウィーン・フィルの演奏で、フィッシャー=ディースカウが歌っている。たぶん、プロモーション用に頒布されたものだろう。でも、気もちがうれしくて、よろこんでうけとった。 「ありがとう」といって、かえろうとしたら、「クルト・モルの《冬の旅》を見つけましたよ」だって。奥から、出してきてくれる。いきがかり上「要らない」ともいえないし、購入。2枚組みなので、35ユーロ。 しかしですね、なぜ、フルトヴェングラーを買うまえにいってくれなかったのだ・・・。知っていれば、《冬の旅》だけ買ったのに・・・。80ユーロ(10,000円)も散財する気はなかったのに・・・。 今日はこういう買い物をしてしまったのですが、もし、私の様子を見て、最後に《冬の旅》を出したとすれば、この若主人、かなりの商売上手ですね。でも、計画的だったとしても、この人、いろんな音楽情報を教えてくれるので、まあ、情報料とおもっておけばいいかな。
by kalos1974
| 2005-07-27 00:54
| 日記
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