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だれだ?

4月29日(金)

演習のあと、ミヒャエル教会 St.-Michaels-Kirche で、テレマンの《メサイア》を聴いた。演奏は、ミュンヘン放送交響楽団 Muenchner Rundfunkorchester とバイエルン放送合唱団 Chor des Bayerischen Rundfunks。月並みだが、残響が心地よくて、「こういう音楽は、やはり、教会堂で聴くのが本統だな」というのが感想。
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後半は、ズーターマイスター Heinrich Sutermeister (1910-1995)の《カンタータ第3番》。はじめて聞いた名前。いかにも現代音楽という響きだったが、どこかブルックナーを想起させる内容。ものすごい音量に、床が振動していた。ソリストでは、ドーソン Lynne Dawson というソプラノがうまく声を響かせていて、曲にぴったりだった。

なぜ、1759年につくられた作品と、1958年につくられた作品が、一緒に演奏されたのか不思議におもって、帰りの地下鉄のなかで、プログラムを読んでいたら、2つとも、クロップシュトック Klopstock のテクストに曲をつけたものだった。
でも、クロップシュトックで誰だ?プログラムによると、ゲーテの『ウェルテル』にも登場する詩人らしい。そういえば、どこかで聞いた名前のような・・・。う~ん、でも、覚えてないなあ。
by kalos1974 | 2005-04-29 00:22 | 演奏会
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