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ゼンパーオーパー

4月6日(水)

ドレスデンの歌劇場で演奏しているオーケストラは、シュターツカペレ・ドレスデン Staatskapelle Dresden 。私は、ウィーン・フィル Wiener Philharmoniker とならんで、世界最高のオーケストラだとおもっている。

この楽団の響きはまったく独特で、シャンパンのような輝き、ビロードのような手触りをもつ。単に上品なだけではなく、あらゆる音を演奏しつくす徹底さや、低弦のすごみも兼ね備えている。金管の迫力は圧倒的だ。それでいながら、実に繊細なニュアンスまで表現してしまう。

昨年の日本公演で聴いたブルックナーの《交響曲第8番》、今年1月にゼンパーオーパーで聴いた《タンホイザー》は、いまだに忘れられない。
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今夜は夫婦ともに大好きな《魔笛》。演奏は、期待を裏切らないものだった。ただ、あえていえば、歌手陣がすこし弱かったと思う。もちろん下手ではないけれど、役柄にあった歌い方のできない人や、声量がなくてオケにまけてしまう人がいたのもたしか。ドレスデンのオペラが、ウィーンやミュンヘンと同等に評価されないとすれば、その原因は、おそらく、一流の歌手をそろえられないことにあるようにおもう。

ちなみに、当夜の配役は、
Sarastro ・・・ R. Buesching
Tamino ・・・ W.-K. Kim
Sprecher ・・・ Th. Adam
Koenigin der Nacht ・・・ A.-K. Kaappola
Pamina ・・・ B. Fandrey
Papageno ・・・ M. Marquardt
Papagena ・・・ Ch. Hossfeld
Monostatos ・・・ O. Ringelhahn
で、指揮は、H.-E. Zimmer 。
by kalos1974 | 2005-04-06 00:33 | オペラ
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