11月6日(土)
ミュンヘン発10時23分の IC でウィーンに向かう。途中ザルツブルクで乗り換えなければならないのだが、接続時間が7分しかないうえに、列車がすこし遅れたので、ホームを走った。ウィーン着15時30分。 妻とふたりとはいえ、5時間の旅は、少々疲れる。 西駅到着後、地下鉄を乗り継いで、市立公園駅へ。駅前のホテル(Intercontinental Hotel)にチェックインしたのは、16時半ごろ。シャワーを浴びたり、着替えたりしているうちに、18時。とりあえずなにか食べなくてはとおもい、歌劇場のほうに歩く。カフェ・シュヴァルツェンベルクは満席みたい。というか、ここはいつも混んでるなあ。グランド・ホテルのとなりがショッピングセンターにあるカフェが、ちょっと素敵な感じだったので、そこで、紅茶とサンドウィッチ。 そうこうしているうちに、19時。あと30分で、シュターツカペレ・ドレスデン Sächsische Staatskapelle Dresden の演奏会がはじめるので、いそいで、楽友協会へ。今回は、このオーケストラを聴くために、ウィーンにきた。ドイツ最古の楽団のひとつが、「音楽の都」で、どんな演奏をするか、興味津々。 今日の曲目は、 Weber: Ouvertüre zur Oper “Oberon“ R. Strauss: Also sprach Zarathustra Beethoven: Symphonie Nr. 7 で、指揮は、ベルナルト・ハイティンク。 演奏は、「ものすごい」のひとこと。名手ぞろいのオケなのに、だれかが目立つということもなく、全体が、とてもまろやかな響きを聴かせる。まばゆいばかりに輝かしい音。しかも、速い箇所であっても、おろそかにしている音符がひとつもない。知名度では、ウィーン・フィルに劣るが、実力では、互角じゃないかな。すくなくとも、ベルリン・フィルのような、無機質なオケではない。 ホテルにもどってからも、興奮してしまって、なかなか寝つかれなかった。
by kalos1974
| 2004-11-06 22:23
| 旅行
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