人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ウィーン 1 (2004年11月6日~8日)

11月6日(土)

ミュンヘン発10時23分の IC でウィーンに向かう。途中ザルツブルクで乗り換えなければならないのだが、接続時間が7分しかないうえに、列車がすこし遅れたので、ホームを走った。ウィーン着15時30分。

妻とふたりとはいえ、5時間の旅は、少々疲れる。 西駅到着後、地下鉄を乗り継いで、市立公園駅へ。駅前のホテル(Intercontinental Hotel)にチェックインしたのは、16時半ごろ。シャワーを浴びたり、着替えたりしているうちに、18時。とりあえずなにか食べなくてはとおもい、歌劇場のほうに歩く。カフェ・シュヴァルツェンベルクは満席みたい。というか、ここはいつも混んでるなあ。グランド・ホテルのとなりがショッピングセンターにあるカフェが、ちょっと素敵な感じだったので、そこで、紅茶とサンドウィッチ。

そうこうしているうちに、19時。あと30分で、シュターツカペレ・ドレスデン Sächsische Staatskapelle Dresden の演奏会がはじめるので、いそいで、楽友協会へ。今回は、このオーケストラを聴くために、ウィーンにきた。ドイツ最古の楽団のひとつが、「音楽の都」で、どんな演奏をするか、興味津々。

今日の曲目は、
Weber: Ouvertüre zur Oper “Oberon“
R. Strauss: Also sprach Zarathustra
Beethoven: Symphonie Nr. 7
で、指揮は、ベルナルト・ハイティンク。

演奏は、「ものすごい」のひとこと。名手ぞろいのオケなのに、だれかが目立つということもなく、全体が、とてもまろやかな響きを聴かせる。まばゆいばかりに輝かしい音。しかも、速い箇所であっても、おろそかにしている音符がひとつもない。知名度では、ウィーン・フィルに劣るが、実力では、互角じゃないかな。すくなくとも、ベルリン・フィルのような、無機質なオケではない。

ホテルにもどってからも、興奮してしまって、なかなか寝つかれなかった。
by kalos1974 | 2004-11-06 22:23 | 旅行
<< ウィーン 2 (2004年11... 恩人との再会 >>