7月20日(水)
昨日、クルト・モルのリサイタル会場で、《冬の旅》の CD を売っていた。とてもほしかったのだけれど、所持金が10ユーロしかなくて、妻に、「お金貸して」といったら、説教されてしまって、・・・、断念。そこで、今日の夕方、 Ludwig Beck の4階へ。すこしさがしてみたが、見つからない。店員さんに訊くも、「ないねえ」という素っ気ない返事・・・。 そういえば、劇場のちかくに小さな CD屋があった。声楽関係が充実していたなあ。《ビリー・バッド》の開演まで、まだ30分以上あるし、寄ってみるか。 ![]() 若い店主に、「クルト・モルの歌った《冬の旅》はありますか?」と尋ねると、「それはないけど、シューベルト歌曲集ならありますよ」といって薦めてくれる。そこで、その CD "Schubert Lieder für Baß"を購入(ORFEO, C021 821 A)。 訊かれるままに、昨日のリサイタルの感想など話していたら、店主が、急に、「そとにモル氏がいますよ」という。「は? なにを訳のわからないこといってるんだ? 」とおもいながらもふりむくと、なんと、ほんとにクルト・モルがいる! このお店のショーウインドウをのぞいてる。「挨拶できますね」といわれるまでもなく、ダッシュ(笑。 買ったばかりの CD をもったまま、「昨日のリサイタルにいきました! 感激しました」と声をかけると(おいおい、挨拶くらいしろよ)、「ありがとう。あなたは声楽家ですか?」だって。うわぁー、あの声だよ・・・。 私:「いえ、ミュンヘン大学で○○を勉強してます」。 M:「そうですか、よい滞在となりますように」。 私:「ありがとうございます。音楽が好きなんです。で、今日はオペラなんです」 M:「ああ、《ビリー・バッド》ね。楽しんできてください。では、さようなら」 私:「さようなら」 モル氏は向かいの居酒屋(というか、バーというかレストランのようなお店)へ。たったこれだけの会話だけど、ドキドキドキ。いそいでおられたでしょうに、突然日本人に声をかけられて驚かれたでしょうに、無視しないでくださって、ありがとうございました。 練習着なのか、ジャージみたいなものを着てたが、風格のあるおじさんだったなあ。おもっていたほど、背はたかくなかった。 信じられない。昨日の今日、しかも、 CD を買ったところに、本人が現われるなんて・・・。 そういえば、いまおもいだしたのだが、 CD 屋のご主人に「ありがとう」も、「さようなら」も、いってなかった(苦笑。
by kalos1974
| 2005-07-21 06:48
| 日記
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